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吠える!飛びつく!興奮しすぎる犬を落ち着かせたい

ペット栄養管理士
伊藤 悦子
[記事公開日]  [最終更新日]
何かと興奮しすぎてしまう愛犬。吠え声でご近所トラブルになったり、飛びついて人にケガをさせてしまう危険性があります。また災害時に興奮してしまうと、避難も一苦労。犬自身と飼い主さん、周囲の人の安全のためにも落ち着いて過ごせるためのしつけをしましょう。
[ 目次 ]
吠える!飛びつく!興奮しすぎる犬を落ち着かせたい
飼い主さんの帰宅、お散歩や来客、インターホンなどとにかく興奮しすぎてしまう愛犬に悩んでいませんか?興奮のあまり吠えすぎて近所迷惑になったり、他の人に飛びついてケガをさせたりしてしまっては大変です。

愛犬にストレスを与えることなく、「興奮しすぎ」を解消していく方法と、特に困る「飛びつく」「インターホンに吠える」を解説します。

愛犬の行動を落ち着かせる重要性

興奮しすぎてしまう「犬の衝動的な行動」を抑えることは、人と暮らすために欠かせません。
しかし「うちの子は興奮しやすい性格だから仕方ない」「興奮しても元気だからいい」と思っていませんか?

興奮しやすい愛犬を放置しておくと、吠え声で近所から苦情が来るなどご近所トラブルに発展してしまう可能性があります。

さらに散歩中引っ張られて飼い主さんが転んでしまう、飛び出して交通事故に遭う、ドッグランや散歩で出会った犬とけんかする、来客に飛びついてケガをさせるなど大きなトラブルにつながる危険性が高くなります。

災害時に避難しようとしても、興奮して捕まらない、飛び出して迷子になったなど命にかかわることも起こりかねません。

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楽しくしつける

衝動的な行動を「抑える」ことはは愛犬を厳しく叱ることではありません。おやつやおもちゃを利用して、明るくほめながら教えていくことが大切です。愛犬も飼い主さんもストレスや苦痛を感じないようにしましょう。

「飼い主さんの言うことを聞いて落ち着くといいことがある」ということを愛犬が学習することで、信頼関係をことにつながっていきます。時間がかかることがあるかもしれませんが、焦らずに進めていくことが大切です。

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しつけトレーニングの注意点

しつけトレーニングの注意点
しつけのトレーニングは、次の3点に注意しましょう。

・30分1時間と長時間トレーニングをすると犬は飽きてしまいます。長くても5分程度にとどめましょう。

・必ず毎回言葉でほめてください。

・うまくいかなくても、絶対に怒鳴ったり叩いたりしないようにしましょう。しつけトレーニングそのものがイヤになるだけでなく、飼い主さんとの絆も揺らいでしまう恐れがあります。

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基本的なしつけを大切に

まず基本的な号令でできる「おすわり」「まて」「ふせ」「おいで(来い)」を大切にしましょう。こんな簡単なこと?と思うかもしれませんが、知らない犬に出会って興奮した犬も「おすわり」だけで落ち着くことができるようになります。

また「まて」「おいで」ができるようになれば、道路への飛び出しなど事故予防にもつながります。

最初のうちは犬の好きなおやつを利用するとスムーズです。「おすわり」ができたらすぐにほめて、おやつを与えましょう。

うまくいかない場合は、おやつを見せながら誘導します。おやつを犬の鼻先に差し出し、少しずつ上に持って行くと自然に座るようになります。

トレーニングを進めていくなかで、おやつは少しずつ減らしていくことがポイント。いきなりおやつなしになると、犬もモチベーションが下がるので気を付けてください。ほめる言葉は忘れずに毎回必ずかけます。

クレートトレーニング

クレートは、プラスチック製で格子状の扉が付いたキャリーケースのこと。移動に使用するものですが、犬が眠る場所としてハウスのように利用することができます。

クレートトレーニングは、騒ぐ罰としてクレートに閉じ込めるのではなく、犬が落ち着ける巣のような場所として教えてあげることです。

もともと犬の先祖は体にフィットするような狭い巣穴で過ごしていました。犬が立ち上がって向きを変えられる大きさのクレートは、その習性に合ったものです。

犬が好きな敷物を敷き、おやつやフードを与え「クレートがいい場所だ」と覚えていけるように練習していきます。

クレートが落ち着く場所になれば、来客などで吠え続けることも減っていくでしょう。災害時も、クレートに入るようにすれば避難もスムーズです。

インターホンに吠えて困る

吠えることは犬の本能であり、正常な行動です。しかしインターホンが鳴るたびに興奮して吠えていると、近所迷惑になってしまいますし落ち着いて客と話もしていられません。

特に宅配便、郵便配達の方は用が済むとすぐに帰ってしまうため「吠えて敵を追い払った」と犬が勘違いし、ますます吠えるようになってしまいます。

インターホンが鳴ったとき飼い主さんはどういう行動をとるでしょうか?バタバタと慌てていませんか?また犬に「吠えちゃダメ!」「静かに!」と犬をかまっていないでしょうか。

飼い主さんのバタバタした行動は犬を興奮させますし、犬に声をかければ「インターホンが鳴ったときは吠えれば、飼い主さんがこっちを見てくれる」と勘違いします。インターホンが鳴っても飼い主さんは落ち着いて行動し、犬にやたらと声をかけないようにしましょう。

そのうえで犬には吠えないでいるといいことがあると教えます。友人に頼んで、何度かインターホンを鳴らしてもらいましょう。インターホンが鳴ったと同時に、おやつやおもちゃを与えます。

「吠えることに対するごほうび」と勘違いされないように、愛犬が吠える前に与えることがコツ。とっておきのおやつやおもちゃを選ぶと効果的です。

飛びつくのをやめさせたい

犬は親愛の情やあいさつとして、興奮して相手に飛びつくことがあります。後ろ足で立ち上がり、飼い主さんに前足をかけることもあるでしょう。飼い主さんはこれらの行動に対し、ほとんどの場合「よしよしいい子だね」とほめながら撫でてしまうのではないでしょうか。

しかし赤の他人だったらどうでしょう。たとえ小型犬でも、犬に慣れていない人は驚いてしまうもの。特に小さな子やお年寄りははずみで転倒してしまうかもしれません。

相手が大けがをしてしまったら?洋服が汚れて「クリーニング代を出して」と言われたら?こういったことからも、飛びつく癖はやめさせていくようにしたいですね。

しかし飛びつかれたときに叱ることは逆効果です。まずは「ほめて撫でる」ことを中止しましょう。飼い主さんにとっては、少し心苦しいかもしれませんが相手にしないことで、犬は「飛びついてもいいことがない」と学習していきます。しつこい場合は、背中を向けてしまうのも効果的です。

まとめ

愛犬が元気いっぱいに飛びついてくる姿や興奮する姿はかわいいものですが、近所迷惑になる、他人に飛びついてケガをさせる、飛び出して交通事故に遭うなどさまざまなリスクもあります。

落ち着いて過ごすことはメリットも多いので、しつけをして改善していきましょう。決して叱らず、おやつやおもちゃを利用しながら楽しくしつけていくことが大切です。なかなかうまくいかない場合は、動物病院に相談しましょう。

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