愛犬の被毛を自宅でサマーカットしたい!ポイントは?
特に長毛犬は暑さが苦手であり、毛を短くカットすることで快適に過ごせます。
自宅でトリミングすることは可能なのか紹介します。
自宅で愛犬の被毛をカットすることはできる?
結論から言えば自宅で愛犬の被毛をカットすることはハサミなどの道具さえあれば可能です。
しかし、トリマーと呼ばれる犬のカットを専門にしているプロもいるぐらい、被毛のカットには専門的な知識が必要です。
ただ、バラバラにカットするだけならば誰にでもできますが、皮膚を傷つけてしまったり、無理矢理カットすることで、飼い主さんとの信頼関係が崩壊してしまう可能性もあります。
愛犬がカットの間じっとしていてくれることも少なく動いてしまうと、思わぬ事故につながるケースもあるため、トリマーの資格がない方やカット経験がない方は無闇に自宅でのカットしないようにするのが無難です。
自宅では不要な被毛を取り除いてあげるためにこまめにブラッシングするのが、良いでしょう。
特にダブルコートの犬種は、季節により被毛が生えかわるためアンダーコートがごっそり抜ける換毛期が年に2回あります。
うまく身体から古い被毛が抜け落ちないと毛玉や皮膚炎の原因にもなります。
また、新陳代謝を活発にして皮膚のバリア機能を高めるためにも皮毛のお手入れは重要ですよ。
被毛を短くカットしなくても、ある程度余分な抜け毛を取り除いてあげることで被毛の換気ができるため、湿気がこもりにくくなり、暑さを軽減することもできます。
そのようにこまめにブラッシングをした上で、トリミングサロンにて専門のトリマーさんにサマーカットしてもらうのが、1番安全で愛犬の負担も少なくなります。
自宅でできる夏の被毛ケアは?
愛犬のサマーカットは専門知識がない方はトリミングサロンにお願いするのが理想的と紹介しましたがまだ、自宅でできる夏の被毛ケアはないのでしょうか?
愛犬をこまめにブラッシングして抜け毛を取り除くことである程度熱がこもるのを軽減できますが、バリカンを使用して足裏やお腹周りの毛を刈ってあげるのも良いでしょう。
バリカンは必ずペット用のものを使用するようにして、原則として飼い主さんとの信頼関係がきちんとできており、飼い主さんの指示に従える状態の愛犬にバリカンを使用するようにします。
足裏の被毛は伸びっぱなしになってしまうと、滑って転倒の恐れもあり怪我の原因にもなります。
また、指間炎などの疾患の可能性もあるため、伸びないように短く一年を通して整えておきたい部位になります。
トリミングサロンでも足裏のバリカンはやってくれますが、部分的なケアであれば、自宅でも十分可能です。
注意したいのは、足裏のバリカンにかけるときは愛犬が動かないようにしっかりと保定をして、足裏のパッドに刃が当たらないように十分広げた状態で行いましょう。
腹バリは、愛犬のおへその下から股下までの余分な毛を刈り取ることを指します。
腹回りの被毛を取り除くだけでも、フローリングに伏せた時に地肌がフローリングに当たるので、冷たさを感じることができます。
腹バリはバリカンをかけるのが広範囲であることと、お腹下の皮膚が薄いため傷つきやすいので、慎重にバリカンをかけましょう。
自宅でバリカンを使う際には家族の人に保定を頼むなど、安全性を確保してから行うようにします。
月に一回自宅で愛犬のシャンプーをしているという方はシャンプー後にお手入れしてあげると定期的にケアがしやすいので、おすすめです。
トリミングサロン選びのポイントは?
プロのトリマーさんに被毛のカットをしてもらう時は、健康な犬でしたら月に1度〜犬種によりますが2度ほどカットすれば清潔に被毛を保つことができます。
愛犬の健康維持のためにも適切なトリミングサロンを利用したいものですが、どのような点に注意して探すのが良いでしょうか?
第一に利用前に料金を確認しておくのが大切です。
トリミングサロンによって料金形態が異なるため、サマーカットをお願いしたら追加料金がかかった!なんてことにならないように事前に確認しておくのが、良いでしょう。
また、愛犬をある程度他人に慣らしておく社会科は必須になります。
他人に攻撃したり、極度に怯えてしまったり、愛犬に落ち着きがないとうまくトリミングできません。
トリマーさんに身体を触られてカットされても大丈夫なように幼少期から社会科をしましょう。
また、愛犬の性格を考慮してトリマーさんとの相性ができるだけ良い場所を選ぶと安心ですね。
口コミなども参考にして、信頼できるトリミングサロンを見つけましょう。
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