犬の逆くしゃみって知ってる?逆くしゃみの症状と似た病気を知ろう
逆くしゃみとは?
逆くしゃみとは、強い吸気をともなう呼吸のことです。喉の奥にある鼻咽頭尾端部と呼ばれる部分の粘膜に刺激が加わり起こると言われています。しかし、この症状がなぜ起こるかの解明はまだされていません。
吸気性の発作性呼吸のとも呼ばれる連続して起こる症状です。通常、逆くしゃみは数秒で収まります。強く空気を吸うため、ズコーズコーという音が出ます。
小型犬や短頭種に多い症状です。症状は、生涯にわたって起きる仔や、年齢重ねて消失することもあります。
逆くしゃみ起きた時はどうする?
逆くしゃみを始めてみると、とても苦しそうに見えますね。しかし、犬にとってはあまり苦しくはないそうです。逆くしゃみが終わると、すぐにケロッとして遊んでいることが多いです。筆者の愛犬も逆くしゃみが起きますが、終わると何事もなかったかのように遊び始めます。
しかし、見ている側としては苦しそうです。なので、早く逆くしゃみを止めてあげたいですね。止めてあげる方法が何個かあったので、いづれかの方法で行ってあげてください。
・鼻に息を吹きかける
・背中やのどを撫でる
・鼻を少し押さえてあげる
上記の方法があるようです。私が行った中で、喉を撫でるのが一番早く収まったと感じました。犬によっても、効果がある行動は違うので試してみてみるのをお勧めします。
逆くしゃみは治療したほうがいい?
逆くしゃみは治療しなくても大丈夫と言われています。
筆者も、初めて見た時は驚きました。その後、ケロッとしていましたが、心配でした。そのため、獣医師に相談しました。
逆くしゃみは、治療しなくても大丈夫との返答を頂きました。気管虚脱という似た病気があるので様子見てね。と言われました。
なので、逆くしゃみが起きた時は、しっかりと様子を見るようにしています。
逆くしゃみと似ている気管虚脱とは?
気管は通常筒状の形をしています。しかし、その気管がつぶれてしまい上手く呼吸が出来なくなります。この病気を気管虚脱と言います。
症状として、気管が潰れて狭くなるのでブーブーと音を立てて呼吸します。その音が、ガチョウの声に似ていることから、「ガチョウ様呼吸」と言われます。この呼吸が、10分以上続きます。
また、気管が潰れてうまく酸素を取り入れられません。なので、酸欠により舌が、紫色になります。ほかにも、咳をしたりよだれを垂らすようになります。
この病気は、進行性の病気です。放っておくと、呼吸困難になり最悪死に至ります。
この病気は、逆くしゃみと同じく小型犬に多いです。
逆くしゃみと気管虚脱の違い
逆くしゃみと気管虚脱の大きな違いは音を立てて呼吸している時間です。逆くしゃみはすぐに収まるのに対し、気管虚脱は10分以上継続します。継続時間が長いのであれば、気管虚脱の可能性が高いです。
他には、症状の違いがあります。気管虚脱の場合は、気管が潰れてうまく酸素を取り入れられません。なので、酸欠で倒れることがあります。逆くしゃみは倒れることはありません。まれに、逆くしゃみで嘔吐してしまうことはあります。
最後に、口の開け方の違いです。気管虚脱の症状持っている犬は、苦しいので口を大きく開け呼吸します。逆くしゃみは、空気を強く吸い込んでいるので音出る時は、口閉じていることが多いです。
ただ、見分けが不安な時は、動物病院に連れていき検査をお願いしましょう。
最後に
逆くしゃみについて記事にしました。逆くしゃみを初めてみて、びっくりする方が多いと思います。早めに逆くしゃみを止めてあげたいと思う方が多いと思います。上記にある、逆くしゃみを止める方法を実践してみてください。
私の愛犬も、たまに逆くしゃみをします。止める方法を、いろいろ試しました。上記の方法全て試し、私の愛犬は喉を撫でるのが効果がありました。一番効果がある方法は、その子その子により違うので試してみてください。
逆くしゃみと似た病気の気管虚脱という怖い病気もあります。日ごろから、愛犬の様子をしっかりと見ていつもと違った呼吸していたり、舌の色が酸欠で紫色になったいたらすぐに病院に連れていくようにしてください。
<おすすめ動画>
<関連記事>
犬にも花粉症はある!どのように対策をしていけばいいの?犬にもある花粉症ですが、その症状と対策法にはどのようなものがあるのか紹介します。
<関連記事>
部屋に飾るのも要注意!犬にとって危険な花散歩中や花屋で素敵な花を見つけると、愛犬と一緒に写真を撮りたくなりますよね。部屋や玄関に飾るのも綺麗で楽しく、プレゼントにも選ばれやすい花。もしもその花が愛犬の健康を害するとしたら…?「知らなかった」で手遅れになる前に、犬にとって危険な花についてご紹介します。
<関連記事>