猫には働く猫がいる?世界の猫の働き方を見てみよう!
猫の働き方を調べると、人間と猫の関係性にどんな変化があったかなども理解できます。昔と現在の猫の働き方をまとめてみました。
猫の歴史とは?日本にはいつ来た?
猫が人間との関りは、およそ9500年前と言われています。リビアヤマネコの家畜化が始まりとされています。日本には、平安時代の1200~1300年前とされています。
日本には、中国から仏教が伝えられた際に、船に乗り猫が来たとされています。江戸時代には、浮世絵などにも猫が描かれています。江戸時代は、現在と同じ猫ブームが到来していたと考えられています。
世界での猫には、様々な歴史があります。エジプトでは、神として祀られていました。ヨーロッパでは、魔女の使いとして、昔は迫害されていました。
愛玩動物となったのは、日本は奈良時代と言われています。奈良時代の源氏物語や枕草子に愛玩動物として登場しています。ヨーロッパでは、17世紀ごろフランス文学界の有名な「長靴をはいた猫」でとても人気になりました。
昔の猫の働き方とは?
日本では、船に乗って働いていました。猫を船に乗せていると遭難などの海面事故から守ってくれると言われていたためです。また、船の人たちは猫を天気予報士としても働かせていました。猫が騒ぐとしけるや、寝ると天気良好などと言われています。
他にも、日本と中国などでは本が置いてあるところでネズミ捕りとして働かせていました。中国は日本に仏教を広めた際、書物守る門番の役目として猫が連れてこられました。
他にも、ペルシア軍と古代エジプト軍が戦いの時に猫が利用されたと言われています。かつて古代エジプトは難攻不落と言われるほど強かったのですが、ペルシア軍にはすぐに負けたそうです。ペルシア軍は、エジプトが猫を神と拝めているのを利用しました。
盾に、猫を括り付けエジプト軍に攻めたそうです。そのため、古代エジプト軍は何もできずに敗北しました。
現在の猫の働き方は?日本編
猫の日本の働き方を紹介します。
・タレント猫
一番、見ることが多い働く猫です。有名なcmに出演していたスコティッシュ・フォールドの春馬君は皆さん知っているのではないでしょうか。ほかにも、映画やドラマ、cmに多くの猫が出演しています。また、雑誌にもモデルとして出演していますね。
・シューする猫
那須にある動物園にショーをする猫がいます。ショーでは、猫のジャンプや輪くぐりなどを見せてくれます。
・駅長
駅で駅長の格好して私たちの見送りや出迎えをしてくれます。有名な駅長には、和歌山県の貴志駅のたま駅長がいますね。ほかにも、らぶ駅長や、ニャー駅長などがいます。いろんな駅で私たちを見届けてくれます。
日本にはいろんな働く猫がいます。海外の猫も見ていきましょう。
現在の猫の働き方は?海外編
海外の猫の働き方をまとめました。
海外にも、俳優猫、駅長などの猫がいました。ここでは、それ以外の働く猫を紹介します。
・交通指導員
ワシントン州ウエストリッチモンドの学校では、黒猫・セーブルが交通指導員として働いています。ある日から、一日二回毎日横断歩道の近くで交通指導員として学生たちを見守っています。セーブルは、近くで飼われている猫で、ある日から自分から学生たちを見守るようになりました。
飼い主さんは最初心配していましたが、毎日楽しそうな姿に様子を見ていました。すると、学校から名指導員という名誉をもらうことになりました。そのため、飼い主さんは、指導員の恰好をさせ、毎日送り出すようになったそうです。
・サーカス猫
ロシアのクララチョコ猫劇場では、猫のサーカス団がいます。猫のサーカス団は世界でロシアだけです。その子の、得意とする行動をサーカスで披露しているそうです。
・病院の警備員
オーストラリアのメルボルンの病院に猫の警備員がいます。一年間、毎日その病院に来るため、正式に病院から警備員として雇われることになりました。警備員に任命されたため、猫にスタッフの名札を付けています。名札には、しっかりとスタッフの番号と病院の電話番号が記載されています。
この猫は、近くで飼われていた猫で、毎日欠かさず出勤するそうです。警備員としてきちんと働いているのですね。
・司書見習い
イギリスの大学には司書見習いの猫がいます。この猫ちゃんは、足が3本しかありませんが、毎日元気に図書館で働いています。仕事内容は、カウンターでの業務や学生さんを癒す業務、本を片付けているスタッフの見守りなど多岐にわたります。
以上が、海外の働く猫です。日本と違い警備員というかっこいい職業についている猫がいるのですね。
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