ペットシッターに依頼、コロナ禍でどんな対策がされているの?
・コロナ禍のペットシッターの対策
・依頼する場合の注意点
・飼い主側が用意すること、確認すること
gotoトラベルも一旦停止になりましたが、徐々に観光地に観光客の姿が見え始めています。
コロナのうっぷんを晴らすために長期で旅行に行かれる方も多いはずです。
ただ愛犬をペットホテルに預けるのはお店に行くリスクもあるし、犬が密状態になるのではないかと不安に感じると思います。
今回は密を回避でき、長期休暇におすすめのペットシッターが今コロナ禍でどんな対策をしているのかご紹介します。
コロナ禍のペットシッターの今
ペットシッターは現在急激に利用者数が増えています。
その理由もコロナの影響ででおうち時間が増え、ペットブームが再発したからです。
でもおうち時間が増えているのならペットシッターが必要ないのでは?と思う人もいるかもしれません。
しかし、在宅ワークや隔日出勤など勤務形態がバラバラでなかなか散歩の時間やお世話をする時間が取れないという方が多いのが現状です。
さらにペットホテルなどは営業時間が決まっているため営業時間外にお迎えなどの対応が難しく、連れていくにもホームセンターやペットショップなどに出向く必要があり他の人も多数利用されることから感染リスクが懸念されています。
ペットシッターも一時はコロナウイルスの影響でお客様からの依頼が入らなかったり、休業をしておりましたが、コロナの対策をバッチリ行うことで営業を再開し、予想以上に家の中でお世話をするということがコロナ対策に良いということでペットシッターに予約が殺到しました。
そのことから、感染リスクの少ないペットシッターが現在注目し始めているのです。
依頼する場合や打合せ時は感染リスクを抑えた手段で対応
次に大手ペットシッター会社と個人で営んでいるペットシッターの感染対策の方法をご紹介します。
コロナは犬や猫に感染しにくくてもシッティングを行うのは人間であり、お客様の自宅にお邪魔することになるため様々な工夫をして感染対策しています。
大手のペットシッター会社はオフィスを構えているところも多いため下記のような事務所内の消毒も徹底しています。
・社内フロアで消毒液の設置
・スタッフ同士のソーシャルディスタンス
・デスクのパーテーション
・プリンターやミーティング室の備品など不特定多数の人が触れる場所の消毒
お客様宅での感染対策は大手ペットシッター会社も、個人経営のペットシッターも同様です。
・スタッフのアルコール手指消毒
・訪問時新しいエプロンに着替えての訪問
・マスクとフェイスシールドの着用徹底
・ペット用品に触れたものすべての消毒(飼い主様と相談の上実施するか判断)
そのほかにも1日にシッティングする件数を3件から2件に減らす取り組みをしていたり、新規のお客様との最初のミーティングをZOOMなどのWeb会議で行うような取り組みをしています。
飼い主側が事前に用意、準備しておくと良いこと、ものは6つ
コロナ対策をスタッフ側も行っているため何か用意しておいてほしいものというのは特にありませんが、用意しておくとありがたいものもあります。
【事前に決めておいてほしい事柄】
・触ってほしくない物品(家の中のものやペット用品)
・除菌を行っても良い箇所
・散歩がある場合散歩の時間帯(密を避けるため)
【用意しておいていただくと嬉しいもの】
・ペットに使える消毒液
・普段使っている除菌剤
・アルコールペーパー
触ってほしくない物品などをあらかじめシッターに教えておくと除菌をする際にシッターがやりやすくなります。
またペット用品も普段使わないもの(シッティング時に必要のないもの)はしまっておくか、ミーティング時に教えると除菌するものが減り便利です。
基本的にシッティング時はスタッフが触れたものや場所はすべて除菌しています。
除菌されて困る場所や、ペット用品を除菌する際通常のアルコール除菌ができないものなどは事前に除菌液を用意しておくと感染予防に役立ちます。
アルコールペーパーは使用頻度も高く、スタッフも持参している場合も多いですがスタッフ持参分がなくなってしまう可能性もありますので用意しておくと親切です。
ペットシッターに確認することは3つ聞いておけば安心
実際にコロナ禍にペットシッターに依頼する際聞いておくと安心できる項目がありますのでご紹介します。
①シッターはどこから訪問してくれるのか
大手のペットシッター会社はオフィスからお客様宅に直行することが多いです。
家は郊外にあってもペットシッターのオフィスが都内である場合、感染のリスクを心配される方も多いと思います。
事前にどこからシッターが向かってきてくれるのかを確認しておくと安心して任せることができます。
②他の犬と同じ日にシッティングするのか
1日に何匹もシッティングを行うシッターの場合、感染対策がどこまでされており、前のシッティングから自宅のシッティングに向かう時に新しいエプロンを使ってくれるのかなど気になると思います。
そういった疑問は事前に聞いておくと良いでしょう。
③シッティング後、どこまで除菌や感染対策をして帰ってくれるのか
除菌箇所を事前訪問や事前ミーティングの際に話しておきましょう。
シッターといえど他人が家に上がるのですから感染対策はしっかりと行ってほしいです。
シッターが帰る際に触れた場所はすべて除菌してもらえるのか、なにか除菌スプレーなどを用意しておかないといけないのかなどを確認しておくようにしましょう。
コロナの感染リスクを抑えるためにペットシッターを利用しましょう
ペットシッターをこのコロナ禍に利用するメリットはたくさんあります。
・自宅での世話なので余計な菌を持ち込みにくい
・ペットホテルに連れていく際の密を防ぐことができる
・在宅ワークで散歩してあげる時間を取れないときに散歩代行として利用できる
・散歩の時間を指定することもできるので他の犬や人に会ってしまうリスクを回避できる
・コロナ対策のため1日にシッティングできる回数を制限しているので安心安全
コロナの今だからこそ感染リスクを考えペットシッターを依頼する人が増えています。
もし迷っている方が居たら一度Web会議などで最新のコロナ対策についても知ることができます。
ぜひコロナ収束後などの旅行にペットシッターを活用してみてください。
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