犬がトイレで寝てしまう5つの理由と対策法!
きれいに掃除をしていても、トイレで愛犬が寝ていると気になってしまうのではないでしょうか。
今回は、犬がトイレで寝てしまう原因と対策法を紹介していきます。

また、成犬でも季節によってトイレの上で寝てしまうことがあるので、愛犬がトイレで寝てしまう原因を考えて対策をすることが望ましいです。
トイレは排泄をする場所なので、その上でぐっすりと寝ている愛犬を見ると、気になってしまうこともあるかと思います。
愛犬がトイレで寝てしまうときに考えられる5つの原因と、対策方法を紹介していきます。
トイレを理解できていない
トイレを覚えていない子犬は、トイレとベッドの区別ができていないため、トイレで寝てしまうことが多いです。
ペットショップではベッドが置かれていないこともあるので、家族に迎えたばかりの小さい子犬はトイレが排泄をする場所だと理解できていないことがあります。
子犬であればトイレトレーニングを通してトイレを覚えていくので、成長するにつれてトイレで寝ることは減っていきます。
子犬のときは強く叱ってしまうと怖がってしまうことがあるので、焦らずにトイレトレーニングをしていきましょう。
トイレの枠が野生時代の寝床の形に似ている
犬の先祖が野生で生活していた頃は、穴を掘って丸まって寝ることがありました。
トイレの枠の形が野生時代の寝床の形に似ているため、犬はトイレで寝てしまうことがあるようです。
成犬が季節に関係なくトイレで寝てしまうときは、安心できるためトイレで寝てしまうのかもしれません。
トイレで寝ているときはできるだけかまわないようにして、ベッドで寝ているときに「いい子だね」と声をかけてあげてください。
トイレが涼しくて快適
気温が高くなる夏場には、トイレで寝てしまう子が多くなります。
犬は体温が高いので、トイレシーツはベッドよりも寝心地がよいのかもしれません。
夏場だけトイレで寝ているときは、暑さから逃れようとしていることが考えられるので、部屋の温度を調整したり、ひんやりするベッドなどを活用してみてください。
シベリアン・ハスキーなどの寒い国が原産の犬種やパグなどの鼻が短い犬種は、暑さに弱い犬種です。
暑い時期は脱水症などに注意して、室内やベッドの暑さ対策も行っていきましょう。
トイレの配置場所
犬は飼い主さんが大好きなので、飼い主さんの近くにトイレがあるときは、トイレの上で寝てしまうことがあります。
また、日差しが入ってくる場所にトイレがあるときも、温かくて気持ちがいいのでトイレの上で眠ってしまうことがあります。
トイレを置いているところが愛犬が快適に過ごせる場所にある場合は、ベッドと交換してみたり、愛犬が気に入っている場所にベッドを置いてみるとよいかもしれません。
愛犬がトイレの上で寝てしまうときに、トイレの上にベッドを置いたらよいという話を聞くことがあります。
しかし、それではトイレで排泄することができなくなってしまいますし、トイレとベッドの区別がますますつかなくなってしまう可能性もあり解決には結びつかないため、あまりおすすめはしません。
トイレを置くの場所の問題であれば、上に重ねて置いてしまうのではなく、配置を変える方がよいと思います。

ベッドが汚れている
トイレでおしっこをしてしまったり、吐いてしまったりして、においがついたり汚れてしまっているときは、犬はベッドで寝ることを嫌がることがあります。
ずっと使っているとにおいが染み込んでしまうため、ベッドを嫌がってしまうことがあるので、定期的に洗濯をしてベッドを清潔にしてあげてください。
また、ベッドの質感が硬いときやベッドの形状が気に入らないときにも、ベッドで寝ないことがありますので、愛犬が好みの柔らかさや形のベッドを探してみることをおすすめします。
部屋の温度を調整する
犬が暑がっているときは「はぁはぁ」と舌を出したり、水をたくさん飲んだりします。
また、寒いときは体を小さくしてプルプルと震えたり、寝る時も丸まって寝ていることがあります。
夏の室温は22~25度くらいの温度が保てるとよいですが、エアコンで冷えすぎてしまうこともよくないので、体調に合わせて調整をしてください。
冬場は20~23度くらいに設定して、部屋を暖かくしてあげてください。
湿度は50~60%くらいが快適に過ごせる湿度です。
夏場はひんやりしている冷感ベッドやクッションに変えたり、冬場は犬が使えるホットマットや犬用のこたつなどを使って、ベッドで過ごしやすいように工夫をしてみてください。

トイレの配置の場所を変える
飼い主さんがくつろいでいるスペースにトイレを置いているときは、飼い主さんのそばにいたくて、トイレで寝てしまうことがあります。飼い主さんが過ごしているお部屋にベッドを置いておくと、そこで寝てくれることがあります。
また温かい日差しが入るところが心地よくて、トイレや床で寝てしまうことがあります。日中は窓際にベッドを置いてあげるなど、お気に入りの場所がわかっているときは、工夫をしてあげるとよいかもしれません。
また、トイレとベッドを並べて置いているときは、区別がつかなくなって混乱してしまうこともあるので、できるだけ離して配置することをおすすめします。
トイレで寝ているときはかまわないようにする
トイレで寝ているときに声をかけたり抱っこをしてしまうと、トイレで寝ていると飼い主さんがかまってくれると思って繰り返してしまいます。
愛犬がトイレで寝てしまうと気になるかもしれませんが、トイレで寝ているときはかまわないようにして、ベッドで寝ているときに優しく声をかけてあげてください。
また、ベッドで気持ちよく寝ているときやベッドに行こうとしているときなど、ベッドの近くにいるときに叱ってしまうと、ベッドに対して悪い印象を持ってしまうことがありますので注意してください。

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