高齢猫の体調管理 気をつけるべきことはここです。
愛玩動物飼養管理士
大長 恵理子
[記事公開日] [最終更新日]
でてきます。
どの仔も成長とともに起こりえることで有りぜひ一読しておいてくださいね
[ 目次 ]
腎・泌尿器系疾患
まず、腎・泌尿器系の疾患についてお話しいたします。
簡単に言うとおしっこ系の病気ですね。
なんと慢性腎不全は猫の死因のトップなんです。
猫ちゃんは、尿の濃縮機能が高いのですが、そのため腎臓にとても負担がかかりやすいのです
腎臓の機能の多くを失い体内の老廃物を除去できなくなった状態を
【慢性腎不全】といいます。
腎臓に持続的に炎症がおこるのは
【慢性間質性腎炎】といい
その後慢性腎不全に至ることも多いです。
病気が進行して多飲多尿などの症状が出る前に食事療法などを行うことが
大切です
このような症状が出た場合はすぐに、獣医師に診察をうけてください。
整形疾患について
近年では、猫の変形性関節症も猫ちゃんで多くみられます。
加齢とともに関節軟骨がすり減り、関節を動かしにくくなる
とくに
膝かんせつ
また関節
など動かすと痛むために、活発に動けず生活の質が低下してしまうことが多く見受けられます。
高さのあるタワーや椅子などは猫ちゃんのお部屋からはなるべく
撤去していた方がよいかと思います
悪性腫瘍(癌)について
犬以上に、悪性の割合が多いのが実は猫ちゃんなんです。
腫瘍にも良性のものと悪性のものがあるのですが、猫ちゃんは悪性の腫瘍の割合が高いです。
特に多いのが
【乳腺腫瘍】
【扁平上皮癌】
【メラノーマ】
【悪性リンパ腫】
手術ができないものもあり、治療方法はそれぞれ異なります。
毎日の遊びの時間にしこりのチェックをしてみてください
<おすすめ動画>
<関連記事>
愛猫の健康はあなたが守る!獣医がやってる簡単毎日の健康チェック愛猫と幸せに暮らしている飼い主さんたち、いつまでもこの時間が続いてほしいと願わずにはいられませんね。目指すは20歳!を全力サポートしてあげたいところですが、猫ちゃんはわんちゃんと比べると飼い主さん自身が異変気付くことが重要です。 そんな飼い主さんのため、獣医師が毎日行なっている猫のためのかんたん健康チェックをご紹介します。 自分で病院にいくことができない猫たち、飼い主さんだけが気付く変化がきっとあるはずですよ。
<関連記事>
どのくらい必要?猫の一日の運動量と具体的な運動方法猫は好奇心旺盛で自由気ままに動き回るもの。放っておけばそれなりに遊びながら運動できていると考えがちですが、時間といった具体的な数値で必要な運動量を知っておくと何かと役立ちます。今回は猫が一日に必要とする運動時間と、具体的な運動方法についてご説明していきます。
<関連記事>
猫の不妊・去勢手術のメリットとデメリット猫の不妊・去勢手術の目的が望まない妊娠による不幸な動物を増やさないためであることは、皆さん既によくご存知です。しかしこの手術の目的は、今やそれだけではありません。デメリットも知った上で、愛猫に対して後悔しない選択ができるように、不妊・去勢手術について理解しましょう。
シニアの健康維持に
ウィズペティの「猫用・毎日一緒 DHA&EPA」はシニアケアに必要な7種類の成分(DHA・EPA・亜麻仁油・フェルラ酸・イチョウ葉エキス・ビタミンE・ビタミンB12)を配合しています。安心安全の国産品質、GMP、ペットフード安全法、残留農薬のポジティブリストに基づき、香料・着色料・保存料・化学調味料を使用せずに製造しています。全猫種が食べやすい錠剤タイプです。(直径10mmのカツオ味錠剤/1袋60粒入り)
シニアの健康維持に
ウィズペティの「犬猫兼用・毎日一緒 DHA&EPA」は老犬・シニア犬・老猫・シニア猫の健康維持に必要な7種類の成分(DHA・EPA・亜麻仁油・フェルラ酸・イチョウ葉エキス・ビタミンE・ビタミンB12)を配合した犬猫兼用粉末サプリメントです。安心安全の国産品質、GMP、ペットフード安全法、残留農薬のポジティブリストに基づき、香料・着色料・保存料・化学調味料を使用せずに製造しています。全犬種・全猫種が食べやすいミルク味粉末タイプです。(ミルク味粉末/1袋24g入り/付属スプーン60杯分)