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犬も冷えがストレスになる!?愛犬が寒がっている時のサインと、寒さ対策

一級
持永朝美
[記事公開日]  [最終更新日]
今回は、犬が寒さを感じた時に示すサインと、寒さを和らげるための方法について紹介します。
[ 目次 ]
犬が寒さを感じたら、どのようなサインを見せるのでしょうか。今回は、犬が寒さを感じた際に見せる仕草と寒さ対策方法について紹介します。

寒い時に犬が見せる仕草

①体を丸める
犬は寒いと、体の表面積を小さくして暖をとるために体を小さく丸めます。人間と同じようにぐっと小さくなることで熱が逃げないようにするのです。

また、どうしても寒くて仕方がない時には、主人に身を寄せて密着している部分から熱を取ろうとする行動をすることがあります。

②水を飲まなくなる
犬は寒いと水を飲まなくなってしまうことがあるので、毎日の水の摂取量をきちんと確認しておことが大切です。人間も寒さを感じると冷たい飲み物を飲みたくなりますが、これと同じようなものといえるでしょう。

あまり水を飲まなくなると、膀胱炎や尿結石につながってしまうこともあるので、気をつけましょう。水を飲まない場合には、フードをお湯でふやかすなどして摂取させましょう。

③小さく震える
人間と同じように、犬も寒いとプルプルと小さく震えます。小さく丸まって震えているようなら、寒さを感じている可能性が高いので、しっかり暖がとれる環境を整えてあげることが大切です。

ただ、寒さ以外にも緊張感や恐怖心、熱などで震えている場合もあるので、すぐに寒さで震えていると判断するのは危険です。愛犬の様子が怪しいと感じたら、まず獣医に相談するようにしましょう。

④寝る時間が長い
犬は起床前になると徐々に体温が上がり、目覚めるという体のメカニズムがあります。しかし、周りの気温が低いと寒さによってどうしても体の熱が上がらず、起きられなくなってしまうのです。

愛犬がいつもよりも長く寝ているように感じたら、それは寒さで体温が上がらないことが考えられるので、部屋を温めるなどして犬が寒さを感じないように配慮してあげる必要があります。

⑤温かい場所に移動する
外で飼っている犬の場合は特にそうなのですが、寒さを感じると暖をとるために暖かい場所に移動するようになります。室内犬の場合はストーブやエアコンがついている部屋、外で飼っている場合には、日当たりの良い場所に移動することが多いです。

その場合には犬のベッドを置いてあげるなどして、暖かく過ごせる環境を整えてあげることが大切です。

⑥要求吠えする
外で飼っている犬の場合は特にそうなのですが、室内の暖かい場所に入った時の記憶が忘れられない場合、中に入れて欲しくて吠える場合があります。特に深夜帯の時間には冷え込みがきつく、吠える可能性が高くなり、近所迷惑になってしまうことがあるので注意しましょう。

犬のためにも、夜になったら家の中に入れてあげるようにすると良いでしょう。

犬も冷えがストレスになる!?愛犬が寒がっている時のサインと、寒さ対策

寒さに強い犬と弱い犬がいる

①寒さに弱い犬
寒さに弱い犬というのは、基本的に寒さに対する耐性がない犬種です。例えば南国出身の犬だったり、毛が短く熱を保ちにくい犬種が挙げられます。また、シングルコートと言って毛が一層の犬の場合も寒さに耐えられないので、寒さに震えやすくなってしまいます。

また、子犬や高齢犬は体力がないので体が冷えやすく、やせている犬や病気の犬も寒さを感じやすいおで気をつけましょう。

寒さに弱い犬の例としては、チワワやトイプードル、ミニチュアピンシャーなどがいます。

②寒さに強い犬
寒さに強い犬というのは、寒さに弱い犬とは対照的に寒い国原産の犬などが挙げられます。寒い環境に身を置いていた歴史があるので、寒さに耐えやすいのです。また、体に毛が二層になって生えているダブルコートの犬や、長毛種の犬なども寒さに強いのが大きな魅力です。

寒さに強い犬としてはシベリアンハスキーやポメラニアン、柴犬などが挙げられます。

犬も冷えがストレスになる!?愛犬が寒がっている時のサインと、寒さ対策

冬の寒さ対策のポイント

①ペットヒーターを使う
犬はお腹がむき出しになっている場合が多いので、冷えやすい傾向にあります。お腹を温めるためにはペット用のヒーターが有効なので、活用してみると良いでしょう。ペットヒーターを使うだけなく、部屋の温度調整を徹底することも大切です。

②犬用のウェアを着せる
冬場になると、どんなに散歩が好きな犬でも寒さで行きたくなってしまうことがあります。散歩に行くのを渋る場合には、犬用のダウンジャケットなどのウェアを着せて、犬が寒さを感じないようにしてあげることが大切です。

地面の冷気が体温を奪うこともあるので、気になる場合には犬用の靴を用意してあげることも大切です。

③ドームベッドを使う
犬の使っているベッドをドームベットに変えるだけでも、寒さによるストレスを和らげることができます。ドームベッドは通常のベッドよりも熱がこもるので、冷気が入りにくく、温度を保ちやすいのが大きな魅力です。

犬が寒がっているようなら、ドームベッドに毛布などを入れてあげるとさらに暖かくなるので、おすすめです。

といってもなんでもいいわけではなく、ドームベッドにも様々なサイズがあるので、愛犬の体に合うサイズのものを選ぶことが大切です。

犬も冷えがストレスになる!?愛犬が寒がっている時のサインと、寒さ対策

まとめ

今回は、犬が寒さを感じるときにする仕草について紹介するとともに、おすすめの対策法について紹介してきました。

犬が寒さを感じると基本的に人間と同じように震えたり身を縮めたりするので、そのような仕草を見たら暖かい環境を保つことができるように配慮してあげましょう。特に外で飼っている犬の場合は寒さでストレスを感じやすいので、注意が必要です。

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