愛犬との室内遊び!おすすめの遊び方と注意すること
ストレスを発散しようと、普段はしないようなイタズラをしてしまう犬もいます。
また、昼間はなかなかゆっくり遊ぶ時間が取れないけれど、夜に室内で遊ぶなら時間なら取れるという方も多くいるでしょう。
そこで、愛犬のストレス発散やコミュニケーション不足を解消するためにも、愛犬と室内で楽しく遊ぶ方法を紹介しますので是非実践してみてください。
室内で遊ぶ時に気を付けたいこと
まずは、愛犬と室内で遊ぶ時に、気を付けておきたいことから紹介していきます。
①床に物を放置しておかない
②角が尖っているような家具の近くでは遊ばない
③滑りやすい床材の場所では遊ばない
④犬のテンションを上げ過ぎないように心掛ける
これらの4つは、大切な愛犬が怪我をしないための予防となります。
室内遊びをする時には、犬は少なからず小走りをしたりジャンプをしたりします。その時に床に物が放置されたままであっては、うっかり踏みつけて怪我をする可能性があります。
家具についても同じで、勢い余って体をぶつけてしまうこともあるかもしれません。
また、滑りやすいマットが敷いてある場所やフローリングの上では、犬は足を取られて転倒をする恐れもあります。
そして、最も気を付けて欲しいのは、犬のテンションをあまり上げ過ぎないように、常に心掛けながら遊ぶということです。
楽しく遊んでいると、犬はどんどん興奮して動きも早くなっていきます。犬が全速力で走り回れるような環境であればいいのですが、室内ではなかなかそうはいかないでしょう。
広さに限度のある室内で遊ぶ時には、飼い主さんが犬のテンションを上手にコントロールしていく必要があります。
愛犬の脳を刺激するおすすめの遊び方
犬の脳を刺激する遊びでおすすめなのは、宝探しゲームです。
方法はとても簡単です。犬の大好きなおやつやおもちゃを、室内のあちこちに隠します。
隠す場所は、犬が前足や鼻先で少し突いたりすれば見付けられる場所から、少し難易度の高いクッションの下など、難し過ぎないような場所にしてください。
この時、探す対象の宝物としておやつを利用しますが、与え過ぎないように注意しましょう。宝探しが楽しくなってくると、つい何度も繰り返し行ってしまいますが、そのたびにおやつを与えていては肥満も心配ですし、おやつでお腹がいっぱいになってしまい肝心の食事が食べられなくなってしまいます。
隠すのに使うおやつは最初に量を決め、楽しくて犬が繰り返し隠すことを要求してもそれ以上は与えないようにしましょう。
運動になるおすすめの遊び方
室内で行う運動でおすすめなのは、取ってこいです。
通常はおもちゃやボールなどを投げて、それを犬に取ってきてもらう遊びになりますが、室内になりますので中型犬以上のサイズではスペース的に厳しいかもしれません。
その場合には、取ってきてもらう物を投げるのではなく、軽く転がして取ってきてもらうだけでも楽しむことができます。
また、引っ張り合って遊べるタイプのおもちゃで、綱引き遊びをするのもおすすめです。
脳の刺激と運動を兼ね備えたおすすめの遊び方
まずはペットボトルを数本用意してください。大きさは1リットル以上のサイズの物が使い勝手がいいでしょう。
空のペットボトルであれば、安定感を出すために水を少し入れておくのがおすすめです。
この遊びは、等間隔又は適度な間隔を空けて並べたペットボトルの間を、犬が歩いていくというものです。
最初は一直線上に等間隔で並べ、おもちゃなどで誘導しながら歩くルートを教えてあげます。
何度か繰り返し教えてあげてから、犬を歩き始める地点で待たせ、飼い主さんは反対側のゴール地点でスタンバイしてスタートの合図をかけてあげます。
犬は飼い主さんが教えてくれたルートを思い出しながら、ゴール地点まで向かってきます。
ルートを考えることで脳を刺激し、ゴール地点へ向かうことで運動になる一石二鳥の遊びです。
ペットボトルの配置場所を変えるだけで、楽しみ方が広がります。但し、あまり難易度を上げ過ぎてしまうと、犬によってはスタートの合図をかけられても歩くことすらしなくなってしまいます。飼い主さんから見ると、単純過ぎでつまらないのではないかと思えるくらいが実は丁度いい難易度であることが多いです。
「待て」を教えておきましょう
犬を制止させる指示として「待て」というものがあります。
この指示は、室内遊びに限らずとても重要なことになりますので、是非教えておくようにしてください。
室内遊びをする際には、「お座り」などの指示よりも「待て」の指示に従わせることはとても大切です。
飼い主さんが気を配っていても、犬は遊びが楽しくて興奮して走り回ってしまうこともあります。
また、普段であれば玄関チャイムが鳴っても反応をあまりしない犬も、遊びでテンションが上がっている時だと過剰な反応を示してしまうことがあります。
そのような時に、「待て」の指示がきちんと入っていれば、うっかり暴走させてしまうこともありません。
「待て」を覚えてもらうことは、犬と飼い主さんの両方のためになるのです。
<おすすめ動画>
<関連記事>
犬も冷えがストレスになる!?愛犬が寒がっている時のサインと、寒さ対策今回は、犬が寒さを感じた時に示すサインと、寒さを和らげるための方法について紹介します。
<関連記事>
寝姿を見て犬の気持ちを理解しよう愛犬の寝ている姿を見ると、自然と心が癒される方は少なくないでしょう。そんな愛犬の寝ている姿は、それぞれ意味を持っています。その意味について紹介しています。
<関連記事>