肩こりや筋肉疲労は人間だけじゃない!ワンちゃんだって疲れてる!
ワンちゃんの異変にもいち早く気づいて上げれるコミュニケーション方法です。
運動すれば筋肉痛になったりもしますし、便秘にだってなんだってなります。
人はそんな時に癒しを求めて、エステに行ったり、整体に行ったりしてマッサージを受けたりして痛みを和らげたりして解消します。
ワンちゃんだって同じなんです。
疲れた体をマッサージしてあげたら気持ちいいんです。
癒されるんです。
ワンちゃんに癒される飼い主さんも多いと思いますが、たまにはワンちゃんも癒してあげませんか?
そんなワンちゃん思いの飼い主さんに、簡単なマッサージ方法と併せてお伝えします。
いつも見上げてコミュニケーション
最近、小型犬のワンちゃんを飼っているお宅が多く見受けられますね。
飼い主さんの足元で嬉しそうに駆け回りじゃれてきたり、お散歩したり…かわいいですよね。
そんなワンちゃんは飼い主さんが大好きで、「ねぇ見て!見て!」といつも飼い主さんを見上げています。
大型犬はそれこそ足元で駆け回ってじゃれたりは少ないかもしれませんが、小型犬のように飼い主さんを見上げているのは同じです。
さて、皆さん!今からワンちゃんの気持ちになって首を上に向けてしばらく空でも眺めてて下さい。
だんだん首筋が疲れて、肩のあたりが疲れませんか?
ワンちゃんはいつもそうやって飼い主さんとコミュニケーションとっているのです。
先ずは首の凝りを和らげて上げましょう。
ワンちゃんの首を挟むように触ってみて下さい。
凝り固まった筋肉が感じられると思います。
左手でワンちゃんの胸のあたりを軽く支えて、右手親指と他の四指で首を包むように挟んで下さい。(利き手が逆の場合は反対で)
凝り固まった筋肉をゆっくりと回しながらほぐして上げましょう。
その時に、優しくワンちゃんのお顔を見ながら「気持ちイイね~」などと、声をかけて上げましょう。
うっとりとしたワンちゃんの表情に、飼い主さんも笑顔になり癒されますね。
便秘の解消マッサージ
人間と同じように、ワンちゃんも便秘になったりします。
水分と適度な運動が腸の蠕動運動を促してくれますが、マッサージしてあげることも解消方法です。
理想的にはワンちゃんを仰向けにして、飼い主さんの方にワンちゃんの頭を向けて両足で挟みます。
右足の付け根の辺りから、肋骨の下あたりまでを、時計回りで優しくゆっくりとほぐすようにマッサージしてあげましょう。
仰向けが苦手なワンちゃんは、四つん這いの状態で、同じように時計回りでマッサージします。
意外と気持ちいい指の間のマッサージ
ワンちゃんは4本の手足裸足でどこでも歩きます。
砂利道、アスファルト、土、草原…などなど。
肉球は拭いてもらったり、洗ってもらったり、中にはクリームを塗ってもらっている子もいたりします。
でも意外とほったらかしなのが指の間です。
指の間を広げて上げたり、指の付け根のところを挟んでクルクル回して上げたりしてあげて下さい。
良かったらご自身の足や手の指の間をほぐしてみて下さい。
きっと気持ちいいはずです。
ワンちゃんも同じです。
末端がほぐれると血行も良くなりますからおすすめです。
太ももの大きな筋肉もほぐしましょう
ワンちゃんは4本の手足で体を支えて行動しています。
歩く、走る、飛び降りる、飛び越えるなどなど、全ての動作に欠かせない手足です。
首同様、こちらもとっても凝っているようです。
特に後ろ足の胴体と繋がっている部分の筋肉(大腿四頭筋)はとても大きな筋肉ですから、動かす頻度も高いです。
ですから、この筋肉の部分を大きく円を描くようにゆっくりとマッサージしたり、両親指で揉み解して上げましょう。
また、お腹のマッサージで仰向けにした時に手の脇の下に四指を入れてほぐして上げましょう。
その他こんなところもマッサージして!!
大きな部位のマッサージを色々ご紹介してきましたが、「意外とこんなところも…」という部位も簡単にご紹介します。
まずは耳です。耳を軽く引っ張り広げて上げましょう。自転車のハンドルを握るように耳を包んで前後にゆっくり回して上げるのもいいです。
そして鼻筋です。鼻先から目頭の向けて優しく滑らすように撫でて上げます。
ワンちゃんは視力があまりよくないので、眼精疲労になりがちです。鼻から目頭、目の周りと撫でて上げます。
最後に尻尾です。
嬉しいとプルンブルンしちゃう尻尾です。
根元から包むように握ってあげて、先に向かってスッと抜くような感じでマッサージします。
ワンちゃんとのコミュニケーションは異変の早期発見に
毎日とは言いません。
週に2~3回、10分程度構いませんので、ワンちゃんと向かい合い、ふれあい、コミュニケーションを取る時間を作ってあげましょう。
そしてワンちゃんをマッサージして癒してあげて下さい。
ワンちゃんの体に触れることで、異変に気付くことが出来ます。
お散歩の時にとげが刺さってしまったことに気づかなくて、膿んでしまったりしたらかわいそうです。
湿疹に気づいたり、小さな傷に気づいたりもします。
また、続けていくことで、いつもは気持ちよさそうにしているのに、今日は体がビクッと動いてよけたりして、嫌がることがあります。
実は内蔵に異変があったりすることもあります。
人もそうですが早期発見が一番理想です。
早い段階で獣医師さんに診てもらえたら、完治も早くなります。
何よりもワンちゃんの痛みや辛さが軽減されます。
ワンちゃんにはそんな飼い主さんの思いが必ず伝わります。
大切な家族のワンちゃんと「癒し!癒され!!」そんなウィンウィンな関係を築けたら嬉しいと思いませんか。
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