トイプードルの毛並みをきれいに保つポイント
犬の毛並みや毛量は遺伝的な部分部分が大きいですが、普段の飼い主さんの管理でかなり変わってきます。
毛並みをよくするためには、食生活・生活環境・ケア用品の選択・ケアの方法などに気を使う必要があります。
今回はトイプードルの毛並みをきれいに保つポイントを紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
皮膚の状態を整える
毛並みを良くするためにはまずは皮膚の状態を整えましょう。
皮膚の状態はアレルギーやケア不足などで崩れてしまいます。
・シャンプーの頻度
・ノミ・ダニの予防
・食生活の改善
・生活環境の改善
まずは上記の見直しをしてみてください。
皮膚の状態を整えることで掻き毟りや舐めやけなどが減りきれいな毛並みを保つことが出来ます。
愛犬のケアの頻度の確認
・毎日のブラッシング
・月1回のシャンプー、カット
・週1回の爪きり、耳掃除
基本的なケアとしては上記のものとなりますが、頻度は目安になり、季節や皮膚の状態などでケアの頻度は変わってきます。
トイプードルは、垂れ耳で耳の中に毛の生える犬種のため耳が汚れやすいという点がありますが、個々汚れ具合が違いますので、毎日チェックをして汚れていなか確認してあげる必要があります。
汚れている場合は外耳炎になってしまいますので耳掃除をしてあげてください。
また、体が汚れてしまった場合は、シャンプーをしないと皮膚炎になることもあります。
逆にシャンプーのしすぎは皮膚の油が抜けすぎて皮膚が荒れる場合もあります。
愛犬のケアの頻度を把握し、清潔に保ち皮膚が整うようにしてあげてください。
また、毎日のブラッシングは毛玉が出来るのを防ぐ以外にも血行促進効果で毛並みをよくする役割もあります。
さらに、健康チェックやスキンシップにもなることですので、子犬からの日課にしてあげることが大事です。
月1回のノミ・ダニの予防を忘れずにおこなう
ノミ・ダニに噛まれると激しい痒みに襲われ、掻き続けることで皮膚に炎症が起こり、脱毛などの原因になります。
また、感染症の危険性もありますので、ノミ・ダニ予防は毎月おこないましょう。
予防していてもついてしまう場合がありますので、散歩は草むらなどノミ・ダニがつくような場所は避け、散歩後はよく確認してあげてください。
また、滴下タイプは投薬タイプかでシャンプー時期の注意点があります。
滴下タイプだと効果が薄れてしまうためすぐにシャンプーをすることができません。
その点を考えて滴下タイプか投薬タイプか検討しましょう。
食生活の改善をする
犬は肉食寄りの雑食なので、基本的に高たんぱく、低炭水化物の食事が必要です。
犬の食事は必ずドッグフードを与えましょう。
人間の食事は犬にとって与えてはいけないものや高カロリー・塩分の多い食事で愛犬にとって危険な食事です。
糖尿病や高血圧、肥満などの病気の可能性はもちろんのこと皮膚にも影響があります。
バランスの良い食事からの栄養の吸収によって毛並みにもあらわれます。
生活環境の改善をする
ストレスや病気、加齢によっても毛並みが悪くなります。
特に、甲状腺や肝臓の機能が低下すると毛並みにもあらわれるのでいきなり毛並みが悪くなった場合は病気のサインになります。
加齢での毛並みの低下はどうしても防げない問題ではありますが、毎日のブラッシングなどのケアできれいな毛を保つことができます。
また、シャンプーが予定通りできなくなりますので、毎日優しくシャンプータオルで拭いてあげることもシニアのトイプードルにとって大切なことになります。
トイプードルは活発で遊ぶのが大好きな犬種です。
運動量が多いので、運動が足りないとストレスになります。
愛犬のことを理解し、できるだけストレスの溜まらない生活環境を整えてあげることが大事です。
まとめ
飼育をする上で、愛犬の毛並みはどうしても他の犬と比べてしまうものです。
様々なカットをしたくてトイプードルを飼い始めたのに、毛の状態が悪くてカットを思い通りにできないと残念に思っている飼い主さんも多いと思います。
毛量は遺伝的な部分が大きいですが、毛並みは飼い主さんの管理で改善することができます。
毎日の管理をしっかりしてあげて毛並みの良い状態を継続しましょう。
また、その上でサプリメントやエステなどを取り入れることで効果がアップします。
とくに毛がふんわりと立っているトイプードルにとって泥パックなどは大きく変化を感じられることでしょう。
シャンプーによっても仕上がりに違いがあります。
様々な種類のサプリメントやエステ内容がありますので、興味があればぜひ調べてみてください。
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