少しの工夫で気持ちよく!愛犬が過ごしやすい家の環境作りとは
今回は、夏場に行っておくべき犬のための過ごしやすい環境作りについて紹介します。いくつかのポイントに分けて紹介していき、手軽に出来るポイントもたくさんあるので、是非チェックしてみてください。
夏の家は犬にとって過ごしにくい?
夏場の家は、その建物の素材などにもよりますが、やはり暑い時期なので風通しが悪いとどうしても過ごしにくい環境になってしまいます。人間でも暑さを感じることはありますが、犬の場合は被毛が多いこともあり、暑さに弱い体質の犬種が多いです。
特に長毛種の場合は暑さを逃しにくく、また短頭種も暑さによって呼吸が荒くなってしまうことがあるので、気をつけなければなりません。暑さに弱い犬種を飼っている場合には、特にしっかりと暑さ対策をしておきましょう。
犬の過ごしやすい環境作り①
木があることで熱が逃げやすく、涼しい環境を作ることができます。ホームセンターなどの木材を使って簡単に作ることができるので、ウッドデッキが家にないという人でも、この夏はDIYしてみると良いでしょう。
また、テントのようなタープがあることで日差しを避け、さらに暑さを軽減することができます。タープがあることでウッドデッキの表面温度が上がりにくくなるので、室内に入る熱も抑えることが可能です。室内飼いしている犬にとっても、ウッドデッキやタープの存在は重要です。
犬の過ごしやすい環境作り② 南と北に窓をつける
家の中が蒸し蒸しして困っているという人もいるでしょうが、これは家の中の空気が循環していないことによるものです。
南の高い位置に窓をつけ、さらに北の低い位置にも窓をつけることで、空気の流れをスムーズにすることができます。家の中を空気がしっかりと循環することで暑さを感じにくくなり、人も犬も快適に過ごせるようになります。
さらに風が入る南側の窓にひさしをつけることで、日差しを遮って熱を抑えることができます。住居を選ぶ際には、窓の位置を重視することも大切です。
犬の過ごしやすい環境作り③ 遮熱カーテンを使って、日差しを遮る
家の中の温度を下げるためには、遮熱カーテンも有効です。強い日差しが入ってくると室内の温度もぐっと高くなり、蒸し風呂のようになってしまいます。遮熱カーテンを使って熱を遮ることができれば、室内の温度も上がりにくくなるでしょう。
冷房をつける場合にも、日差しが強いと冷気の循環が非効率になってしまいますが、遮熱カーテンを使うことで冷たい空気をしっかりと循環させることができるのです。遮熱カーテンは手軽に手に入るので、まずはこの対策を行ってみると良いでしょう。
犬の過ごしやすい環境作り④ サーキュレーターを使うのも効果的
エアコンだけでは、室内が冷えすぎて外との温度差が生まれ、逆に犬が体調を崩してしまうことがあります。エアコンの設定温度を低めにして、サーキュレーターを使うことで冷気を循環させることができるので、室内を適度に涼しく保つことができます。
また、エアコンの風が直接犬に当たると体を冷やしてしまう可能性もあるので、エアコンを使う場合は送風口を上向きにして犬の体を冷やさないように気をつけましょう。
また、エアコンの室外機が日光に当たると電力効率が低くなってしまうので、カバーをするなどして対策することも大切です。
犬の過ごしやすい環境作り⑤ 植物を置くことも大切
窓際やバルコニーなど、日光が当たりやすい場所は必然的に表面温度が上がりやすいので、気をつけなければなりません。窓際の温度が高いと室内の温度も上がりやすく、犬にとって過ごしにくい環境となってしまいます。
そのため、バルコニーにはウッドパネルを敷いたり、植物を敷いたりして熱が蓄積するのを抑えなければなりません。窓際の表面温度が下がることで室内の温度も低下するので、犬にとって過ごしやすい快適な状態を作ることができます。緑があると見た目にも涼やかなので、ぜひ植物を用意しましょう。
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