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豊かな関係性を築くためにスキンシップが大切!

ドックセラピスト
安藤夏子
[記事公開日]  [最終更新日]
愛犬と飼い主、お互いの豊かな関係性の為にもスキンシップは大切ですね。

どんなスキンシップが良いのでしょう。

好き?嫌い?

スキンシップはどうしたらいいのでしょうか。
[ 目次 ]
豊かな関係性を築くためにスキンシップが大切!
愛するワンちゃんと触れ合う時間はとても大切ですし、癒されますよね。

特に仔犬時代のスキンシップは、しつけにもつながるのでとても大切です。

ワンちゃんにも好きなスキンシップと嫌いなスキンシップがあります。

忙しい日々の中でメリハリのあるスキンシップで、お互い豊かな関係性を築くための参考にしてください。

ワンちゃんが嬉しいスキンシップ①撫でる

「撫でる」という行為は、ワンちゃんにとっても、飼い主さんにとってもとてもポピュラーでスマートなスキンシップです。

この撫でるという行為は、しつけなどのご褒美の役割にもなります。

ただ、ワンちゃんにとって撫でられたくない部位もありますから、そこは観察をしてあげて下さい。

基本的には

・耳の付け根
・首回り
・あご
・背中
・お腹

この部位はワンちゃんが喜びます。

特に急所でもあるお腹を撫でさせてくれるのは、飼い主さんに対して信頼があり、とてもリラックス出来ている証拠です。

意外に頭を正面から撫でられ事を嫌がるワンちゃんが多いのも、知っておいて下さい。

ワンちゃんが嬉しいスキンシップ②抱っこ

人との関係がとても近いワンちゃんは、人に甘える事がとても好きです。

これは仔犬に限らず、成犬のワンちゃんも同じです。

そうは言っても小型犬ならともかく、中型犬や大型犬になると抱っこと言っても大変ですよね。

しかし大丈夫です。

飼い主さんは座った状態で抱っこして上げるだけでも、ワンちゃんはとても嬉しいのです。

飼い主さんに甘える事がワンちゃんの癒しであり、リラックスタイムなのです。

豊かな関係性を築くためにスキンシップが大切!

ワンちゃんが嬉しいスキンシップ③マッサージ

これは撫でる行為と似ていますね。

マッサージの場合は、しっかりと筋肉を捉えて上げて、筋肉周りからほぐして上げて下さい。

マッサージをすることで、血流が良くなり、リンパ液の流れも良くなって、病気の予防に繋がることもあります。

人間も同じですが、血液やリンパ液の流れが滞ると、免疫力の低下に繋がり、自律神経のバランスも崩れます。

また、便秘がちなワンちゃんの場合は、お腹を時計回りに圧をかけずに優しくゆっくりと撫でるようにマッサージして上げると効果的です。

ワンちゃんが嬉しいスキンシップ④ブラッシング

ブラッシングは小さい頃から慣らす必要があります。

成犬になってからブラッシングを始めると嫌がる子もいます。

ブラッシングは毛並みを良くしたり、毛玉になる事を防止する事が出来ます。

飼い主さんが毎日ブラッシングしてあげる事で、皮膚への刺激から新陳代謝を良くしたり、皮膚の異変など病気を早く発見して上げる事も出来ます。

時々、勢いよくブラシをかける方がいますが、それはワンちゃんにとって不快に感じます。

または、ブラッシングが嫌いになってしまう事もあります。

一番の目的はスキンシップするリラックスタイムです。

ゆっくり話しかけながら行う事を心掛けて下さい。

ワンちゃんが嬉しいスキンシップ⑤一緒に過ごす

これが一番ワンちゃんにとっては嬉しいスキンシップだと思います。

大好きな飼い主さんが自分だけの時間を作ってくれて、一緒に過ごしてくれるのですから、ワンちゃんはとても嬉しい時間です。

おもちゃで遊んだり、お散歩したり、中にはドライブが好きな子もいます。

一緒にお昼寝するのは飼い主さんもリラックスしていますし、どこにも行かないので、ワンちゃんも安心してとってもリラックス出来て嬉しいのです。

豊かな関係性を築くためにスキンシップが大切!

ワンちゃんが嫌いなスキンシップ①高い高い

時々、愛犬を高い高いしてクルクル回る飼い主さんがいます。

ワンちゃんは基本高い所が怖いので好きではありません。

高い高いされているワンちゃんの体はきっと硬直しているかもしれません。

豊かな関係性を築くためにスキンシップが大切!

ワンちゃんが嫌いなスキンシップ②キス

意外なのが「キス」です。

ワンちゃんから口の周りをペロペロしてくるから、良かれと思って飼い主さんもキスしてしまいますよね。

ところがワンちゃんはキスされる事を決して嬉しいとは思っていないようです。

また、キスをすることで、人の虫歯菌をうつしてしまう事もあるので、止めて上げましょう。

豊かな関係性を築くためにスキンシップが大切!

スキンシップにもメリハリが大切

いかがでしたでしょうか。

良かれと思っていたスキンシップも、ワンちゃんにとってはストレスになっている物もありました。

また、いつ何時でも構いすぎるスキンシップも良くありません。

いつでも構ってもらえると仔犬の時に覚えてしまうと、お留守番が出来ない子になってしまったり、上下関係がわからない子になってしまい、飼い主さんより自分が上だと理解してしまいます。

そうなるとしつけにも影響が出てきてしまいます。

我慢する時は我慢、遊ぶ時は遊ぶ、甘えさせる時は甘えさせるなどメリハリが大切です。

飼い主さんをリーダーと認識させることが、豊かな関係性の第一歩です。

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