猫に洋服を着せたい!ポイントを紹介
猫に洋服を着せることはメリット・デメリットがあり、きちんとした準備が必要です。
猫に洋服を着せる時のポイントを紹介します。
猫に洋服を着せるのはOK?
基本的には猫に洋服を着せても問題はありません。
SNSでよく見かけるようなキャラクターのコスプレやおしゃれな可愛らしい柄の猫用の洋服がネットショップやペットショップでは数多く販売されています。
愛猫に可愛らしい洋服を着せても写真を撮ったりして一緒に楽しむことは思い出づくりにもなります。
また、洋服を着せることは皮膚の保護にも有効です。
例えば手術後などの傷口を猫が舐めてしまったり、かいてしまわないように洋服を着せて保護することができます。
また、脱毛してしまい毛がなくなってしまった猫に対しても洋服を着せることで保温効果が期待できます。
一つ注意したいのは、病気や怪我のケアのために洋服を着せようか考えている時にはかかりつけの獣医さんに必ず確認するようにします。
自己判断で服を着せてしまうと、傷口が化膿してしまったり悪化してしまう可能性があります。
猫に洋服を着せるときの注意点は?
猫に洋服を着せるのは問題ないと上記で紹介しましたが、日常的に猫に洋服を着せることはあまりおすすめしません。
猫は神経質な動物ですので、洋服を着せられることに違和感を感じてストレスから体調不良などの問題がおこるケースがあります。
初めて愛猫に洋服を着せる時には、愛猫の様子をよく観察して徐々に洋服に慣らしていくようにしましょう。
少しでも愛猫が嫌がったらすぐに脱がすことができるように、洋服を着せる時には飼い主さんがそばにいるようにします。
基本的にはおしゃれで洋服を楽しみたい場合には短時間だけ洋服を着せて撮影などが終了したらすぐに脱がせてあげるほうが良いでしょう。
洋服をずっと着せられていると猫は毛繕いができません。
毛繕いは猫にとっては大切なケアであり、健康を守るためにも必要です。
洋服を長時間着せることで皮膚と被毛の間に湿気が溜まってしまい、菌が繁殖して皮膚炎の原因にもなります。
また、特に注意したいのが飾りがたくさんついた洋服を着せて飾りを誤飲してしまうことです。
できるだけシンプルな作りの洋服を選ぶようにしておしゃれな柄がプリントされた洋服などをチョイスして柄でおしゃれを楽しむことがおすすめです。
お留守番の時は洋服を着せない
基本的に洋服を猫に着せる時は飼い主さんがそばにいる時にします。
また、人の目が届く時以外は洋服は着せないことがベストです。
猫はとても素早い動物であり、洋服の飾りを誤飲してしまう可能性や遊んでジャンプなどした拍子に洋服が引っかかってしまい、窒息してしまうなど重大な事故に発展するきけんもあります。
さらには長時間服を着せることで身体が圧迫されて血流が悪くなるとさまざまな問題が出てきます。
せっかくおしゃれを楽しんだり、愛猫に快適に過ごしてほしいという思いから洋服を着せていたのに事故につながってしまっては悲しいですよね。
愛猫の安全を確保してから出かけることがなによりも大切ですので、外出する際には洋服は脱がせてお留守番してもらうようにしましょう。
外出先から帰宅して洋服を着せる際にも身体に以上はないか確認してから洋服を着せるようにします。
皮膚の保護のために洋服を活用
猫に洋服を着せるメリットとして、術後の傷の保護など皮膚の保護に効果的としょうかいしましたが、獣医さんとよく話し合ってから洋服を選んで着せてあげましょう。
猫が傷口に触れないようにするための専用の保護服やネット、包帯などもありますので動物病院の治療方針に従うようにします。
また、被毛にハゲがあり皮膚炎などの理由から洋服を着せたいと考えている場合には慎重に洋服を着せるか決めるようにします。
かえって洋服を着せたことで皮膚が刺激を受けてしまい、皮膚炎が悪化してしまう可能性もあります。
さらには、薬浴などでシャンプーした際には完全に被毛が乾いていることをチェックしてから洋服を着せましょう。
生乾きの状態で洋服を着せてしまうと湿気がこもってしまい、悪化したり二次感染の原因にもなり皮膚炎の治療が長期化してしまう可能性もあります。
シニア期の介護が必要な猫に洋服を着せることも有効です。
寝たきりなどの状態ですと床ずれを起こす可能性が高くなります。
洋服を着せることで床ずれを予防することにもなり、冬場は身体の保温に高い効果を発揮します。
愛猫の様子をよく観察しながら洋服を有効活用してあげるのがおすすめです。
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