猫がおびえて懐かない!原因と対策を知ってリラックス!
どうしておびえるの?考えられる原因
猫によっては生まれつき臆病な子もいます。また社会化期である2~9週齢にあまり人と接していなかった場合、臆病になってしまうことも。
保護猫を引き取るなど、社会化期を過ぎてから飼い主さんのもと来た場合はさまざまなことにおびえてしまう猫も多くいます。
また他の飼い主さんから引き取った場合も、慣れない環境におびえる可能性が高いでしょう
その他意外な原因として、飼い主さんや家族は、良かれと思ってやっているのに猫にとっては負担になっていることもあります。例えばかわいいからと無理矢理抱っこする、追いかけまわすなどです。
「かまいすぎていない?」自分の行動をチェック!
猫が大好きで、猫も自分を大好きになってもらいたい。だからたくさん接したいと思うことは、実は猫にとってはプレッシャーです。
もしかしたら、知らず知らずのうちに猫がおびえるいやがる行動をしているかもしれません。猫に対するご自身の行動や、家族の行動を確認してみましょう。
・「かわいいー!」といって追いかけてしまう。小さなお子さんに多い。
・無理矢理抱っこする
・猫が気になって、つい近づいてしまう
・寝ている猫をつついたり、触ったりする
・心配で食事中も排泄中もじっと見ている
・押し入れなどに隠れた猫を無理矢理引きずり出す
・忙しくて、つい音を立ててバタバタと動き回る
・大声で猫を呼んでしまう
・いたずらや粗相については、鼻づらを叩くなどして厳しく叱っている
・寂しいだろうと思って、さらに猫を飼い始めた
対策はとにかく「構いすぎない」こと
可愛い猫には、どうしても触れたくなる気持ちはわかります。しかしそれが猫をどんどんおびえさせる原因になってしまうことがあります。
猫が自ら近づいてくるまで、じっくり待つくらいの心構えでいるほうがいいでしょう。
猫が近づいてきたときも、すぐに触ったり、騒いだりせずに知らんぷりをします。
お家の中も再チェック
猫が隠れる場所を作ってあげる
クレートやケージ、キャリーバッグなど狭くて猫が好みそうな隠れ家を作ってあげましょう。
不要なダンボールをいくつか置いておくのもおすすめです。中には、猫が好む敷物を敷いてリラックスできるようにします。丸見えになることで、落ち着かなくなる猫もいるので布をかけるなどするといいでしょう。
フードや水入れの場所を確認
家族のおしゃべりやテレビの音が常にしているリビングではなく、猫が落ち着いて静かに食事ができる場所を確保します。
トイレは静かな場所に
ゆっくり排泄したいのに、そばでいろいろ言われれば猫もいやにになってしまいます。食事の場所と同様、静かに落ち着ける場所に移動しましょう。
飼い主さんの対応も再チェック
・大好きなフードを、手から与えてみる
猫が好むフードがあったら、手の上に乗せて食べさせてみましょう。静かに待っていれば、手から食べてくれる可能性もあります。
そこから少しずつ打ち解けてくれるかもしれません。ただし無理矢理食べさせることはしないでくださいね。
・大声を出さない、ばたばたしないことを心がける
大きな声や音が苦手な猫もいます。ゆったりとした動作で、静かに過ごすことを心がけてみてください。
・いたずらや粗相を叱らない
大声で叱ったり、叩いたりすると猫はその人を信頼しなくなります。いたずらや粗相の原因を探るほうが大切です。
・遊び足りてる?
遊び不足ならキャットタワーを用意して、猫が喜ぶ環境づくりをする、粗相をしないようこまめにトイレを掃除するなど対策をとりましょう。粗相が頻繁な場合は、ストレスの他に膀胱炎など体調不良が隠れていることもあります。動物病院を受診してください。
<おすすめ動画>
<関連記事>
実は猫の尻尾にも感情表現が隠されている?尻尾で見分ける喜怒哀楽犬は嬉しい時には尻尾をブンブン降って喜び、怖がっている時には、股下に挟んだりと感情を尻尾の動きにより知ることができます。 犬の尻尾が、感情のバロメーターであるのは有名ですが、実は猫も尻尾の動きにより感情を読み取ることができます。 本記事では、猫の尻尾に隠された感情について紹介していきます。 愛猫とのコミュニケーションの役に立てば幸いです。
<関連記事>
愛猫が高いところから降りてこない!原因とふれあう方法5選猫は身軽で高い場所にもひょいひょい登ります。 おうちでは、キャットタワーや棚の上がお気に入りという猫ちゃんは多いかもしれませんが、猫によっては高い場所から降りられなくなったり、ずっと下に降りてきてくれなかったり心配になる場面もありますよね。 猫が高いところから降りてこない理由と対処方法について、紹介します。
<関連記事>