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愛犬が留守番中に吠えている?予防と対策

ペット栄養管理士
伊藤悦子
[記事公開日]  [最終更新日]
犬が留守番中に吠えると近所迷惑になってしまいます。とはいえずっと犬についているわけにもいきません。吠えるのは、寂しさや退屈からと考えられています。犬も飼い主さんも安心できる留守番方法を解説します。
[ 目次 ]
愛犬が留守番中に吠えている?予防と対策
愛犬を留守番させてお出かけ。帰宅したら「ずっと吠えていましたよ」と近所の人にさりげなく苦情を言われたという経験はありませんか?「周囲に迷惑をかけているかも」「寂しい思いをさせているかも」と心配ですよね。とはいっても四六時中一緒に過ごすわけにもいきません。

飼い主さんも愛犬も安心して過ごせる留守番のコツ、解説します。

どうして留守番中吠えてしまうのか?

・犬はもともと群れで暮らす動物
飼い主さんも飼い主さん家族も、犬にとっては群れのメンバー。ですから誰もいない家にひとりぼっちで過ごすことは実はとても不自然なことです。人間は、会社や学校、友達と会うなどさまざまな場所があります。しかし犬にとっては家族がいる家が唯一の場です。

・退屈や恐怖体験で吠える
退屈のあまり「つまらない、遊んでくれ!」と吠えてしまうことがよくあります。また留守番中に「雷がなった」「地震があった」「近くで工事があって大きな音がした」ということで、留守番に恐怖を覚えてしまう犬もいます。

・分離不安があることも
大好きな飼い主さんと離れてしまった、それだけで犬は吠えてしまうことがあります。吠えるだけでなくおもらしをしたり、家の中のものをボロボロにしたり、吐いたりなどさまざまな行動が生じることもあります。

愛犬が留守番中に吠えている?予防と対策

飼い主さんの支度の仕方に注意する

犬は飼い主さんのことをよく観察しています。朝、飼い主さんがせわしなくバタバタと動き回り、いつもと違う服を着て、髪を整えて…などでかける前の一連の動作が「留守番」に結びついていることがあります。その様子を見るだけでソワソワしてしまいます。

一方、のんびりとした動きで普段着でリラックスしている休日は、飼い主さんはずっと家にいると認識している可能性が高くなります。休日もバタバタと動き、着替えて髪を整えて、と出かける前と同じことをやってみましょう。留守番に結びつく動作が、必ずしも留守番には結びつかないということを犬に教えます。

朝晩のたっぷりの運動を

犬は朝夕活発に過ごし、昼間はぼんやりしたり、寝ていたりする動物です。留守番中も寝ていてくれれば安心して出かけられますよね。それには、しっかり運動して発散し、ほどほど疲れてもらうのが一番。

朝の忙しい時間に散歩や運動に費やすのは大変かもしれませんが、犬のためにぜひ時間をとってあげてください。引っ張りっこなどの遊びもおすすめです。もちろん帰宅後も一緒に遊んで、ストレスを発散させてあげましょう。

出かける前、帰宅後声をかけないで

出かけるときは「知らんぷり」で、帰宅後は着替えを済ませて一段落してから犬のところに行くようにしてください。

留守番を「特別なこと」「不快なことと思わせない」ようにするのが大切です。ですから「いい子でお留守番していてね」と出かけ、帰宅してすぐ「〇ちゃん、ただいま!寂しかったでしょごめんね!」など声をかけることは、かえって犬を不安にさせてしまいます。何も言わず淡々と過ごしましょう。

食べるのに時間がかかるおやつを置いて

犬はおやつが大好き。ただしおやつを置いてそのまま出かけても、あっという間に食べてしまいます。時間をかけて楽しめる工夫をしてあげましょう。

おすすめはおやつを詰められるおもちゃ「コング」。劣化しづらいゴム製にできており、動かすと予想外の方向に転がっていくという特徴があります。そのため中のおやつを食べようと、前足や鼻先で動かすとあちこちに転がるので犬が退屈しません。

おやつは簡単に出ないように、工夫するのもポイント。必死になっておやつを食べているうちに、犬は眠くなって寝てしまいます。ただし窒息の危険があるので、必ず体の大きさにあったサイズを選んでください。

「留守番=飼い主のいない寂しい時間」から「留守番=おいしいおやつを食べられる楽しい時間」に変えていくことができます。

カーテン、雨戸は閉めておく

留守番中に天候が悪くなり、大雨や雷に犬が強い恐怖を覚えてしまうこともあります。特に雷はいつ生じてもおかしくありません。カーテンや雨戸は閉めて、外部からの刺激を少しでも減らしてあげましょう。テレビやラジオを付けておくのも効果的です。部屋の電気も付けてでかけてください。

できればケージとクレートを用意

体の大きさにあったクレートは、犬にとって落ち着く場所。しかしそこでずっと過ごすと、排泄ができません。大きめのケージを用意し、その中にクレートやトイレを置いてあげましょう。留守番中はケージの中で過ごすことで、いたずらや誤飲誤食などのトラブルをなくすことができます。もし家の中で自由にする場合は、危険なものを取り除いてからにしてください。

どうしても治らなかったら

いろいろなことを試したけれど吠えている、敷物もボロボロにしてしまうなど改善が見られない場合は、できるだけ留守番時間を短くします。可能ならば昼休みなどに、家に戻ることも検討してみましょう。仕事上困難である場合は、ペットシッターにお願いするのも手です。吠えるたびに刺激の生じる首輪を使用することは、犬に負担になるので使わないようにします。

留守番のたびに吐いたり下痢をしたりしている、食欲が落ちた、いつも同じところを舐めているなど体調不良に結びついている場合は、獣医師に相談しましょう。

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