キャバリアの特徴や性格とは
また、本当に初心者でも飼いやすいのかについても紹介していきます。
そんな悩みを持っている方は多いと思います。
今回は初心者でも飼いやすいと言われているキャバリアの特徴や性格について、実際にキャバリアと暮らす筆者が紹介していこうと思います。
ぜひ、参考にしてみてください。
キャバリアとは?
キャバリアとは正式名称キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルという犬です。
イギリスの王室で愛玩犬として飼われていたキング・チャールズ・スパニエルという犬を改良して作られた犬種です。
キング・チャールズ・スパニエルは鼻が短い短頭種でいびきがうるさいことや体が弱いことが欠点でした。
その欠点をなくすために改良されたのがキャバリアです。
キャバリアには「騎士」という意味があります。
体重は4〜8kg程度の子が多いです。
小型犬と分類されることもあれば、中型犬と分類されることもあります。
毛色は①白色に茶色の模様があるブレンハイム
②白色に黒色の模様があるトライカラー
③黒色に茶色の模様のあるブラック&タン
④茶色に白色の模様があるルビー
この4種類があります。
耳は垂れ耳で、全身の毛が長く伸びるので手入れが必要です。
寿命は約10年から15年と言われています。
キャバリアの性格
キャバリアはどんな性格なのかを紹介していきます。
・運動が大好き
・人間が大好き
・争いごとが嫌い
・温厚で優しい
・適応能力に優れている
・甘えん坊
このような性格であることが挙げられます。
特に人間が大好きなことや温厚で優しい性格であることからドッグランなどに連れて行くと犬よりも飼い主さんの方にいきます。
他の活発なわんちゃんが苦手なキャバリアは多いので無理に仲良くさせる必要はないかと思います。
また、穏やかな性格でありながら運動も大好きです。
1日2回30分程度のお散歩や室内でのおもちゃ遊びの時間を設けてあげる必要があります。
甘えん坊なので一人にされるのはあまり得意ではない傾向にあります。
できるだけ一緒に過ごす時間を作ってあげると良いです。
本当に初心者でも飼いやすいのか
性格も優しくて穏やかなキャバリアですが本当に初心者でも飼いやすいのでしょうか。
他のわんちゃんに比べると初心者でも飼いやすい犬種ではあります。
しかし、先ほどもお話ししたように寂しがりやであったり運動する時間を取る必要があるので、わんちゃんと過ごす時間があまり取れない人には向いていないかもしれません。
一方で噛みつきや無駄吠えなどの問題行動は他の犬種に比べると少ない方です。
とはいえ、運動不足やストレスが溜まってしまえば問題行動を起こす可能性はあります。
キャバリアも犬ですから、噛んだり吠えたりすることもあります。
この点を勘違いしないようにしなくてはいけません。
また、抜け毛はかなり多い方です。
美しい被毛はキャバリアの魅力ですが、きちんとした手入れが必要になります。
こういった点からキャバリアは性格的には初心者でも飼いやすい犬種であると言えます。
しかし、手入れや共に過ごす時間の確保ができない方にはおすすめできません。
キャバリアを飼うにあたって注意したいこと
キャバリアを飼育するにあたって注意しなくてはいけない点もあります。
特に下記のものはキャバリアは特に注意する必要があるので飼う前に確認しておく必要があります。
・遺伝的に心臓病になりやすい
・耳の病気になりやすい
・太りやすい
主にこれらのことに注意する必要があります。
キャバリアは僧帽弁閉鎖不全症などの心臓病になりやすい犬種と言われています。
僧帽弁閉鎖不全症は薬を生涯飲み続ける必要があります。
また、手術も行っている病院もありますがかなり高度な手術のためリスクが伴います。
定期的な検診などで問題がないかを診察してもらう必要があります。
また、垂れ耳のため耳が蒸れやすくマラセチアなどの耳の病気にかかりやすいとも言われています。
こまめな手入れや動物病院での耳掃除なども行ってもらう必要があります。
さらに、キャバリアは太りやすいです。
肥満は様々な病気の引き金になります。
心臓にも負担がかかるのでよくありません。
甘え上手なのでおやつをねだってくるとついあげたくなってしまいます。
しかし、わんちゃんの健康のためにも食事管理には気をつけましょう。
病気以外にも先ほどお話しした抜け毛が多いことや被毛の手入れが必要なことなども飼育する前にしっかりと頭に入れておきましょう。
まとめ
キャバリアの特徴や性格について紹介していきました。
温厚で優しい性格のキャバリアには魅力がたくさんあることがわかっていただけたと思います。
初心者でも飼育しやすいと言われているキャバリアですが、注意しなくてはいけない点もあります。
きちんと注意点を理解した上で飼育するかしないかを決めてください。
また、どんなわんちゃんでもそうですが共に過ごす時間が確保できない場合にはわんちゃんを迎え入れることを考え直す必要があります。
犬を飼うということは様々な苦労があります。
しかし、それ以上に生活が豊かになり楽しい時間を過ごせるのも確かです。
キャバリアだけでなくどのわんちゃんを迎え入れるにしてもお互いが幸せに過ごせるようにしてほしいと思います。
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