愛猫が見せる病気のサインは?知りたいサイン7選
病気のサインを見逃さないためには、普段の様子をよく観察して小さな異常にもすぐに気付けるようにすることが大切です。
猫の病気のサインについて紹介します。
猫は病気を隠すのが上手
愛猫の様子がなんだか変だな、と思い動物病院を受診すると病気が進行していたというケースは珍しくありません。
猫を始め、犬などのペットは言葉を話すことができないため、痛みなどを訴えることができません。
さらには、動物の本能として外敵から身を守るために自分の体調不良を相手に気づかせないように振る舞う子も多くいます。
特に猫は警戒心が強く、物音などに敏感なため飼い主さんのそばでなかなか体調不良のサインを出さないということがあります。
病気のサインを出し始めるのは、症状が重くなってからの場合が多い猫ちゃんですが、できれば早めにサインに気づいて適切な治療を受けさせたいものです。
猫が見せる病気のサインを紹介します。
愛猫が見せる病気のサイン7選
①食欲がなくなる
健康のバロメーターとして、食欲の有無は分かり易い項目です。
特に普段はご飯をパクパク食べる子がいきなりご飯を食べなくなったりすると、体調不良?と気づきやすいのでは、ないでしょうか?
毎日の食べた量や様子を観察して、愛猫の食事のリズムを知ることにより、食欲が減った時はすくに異常に気づきやすくなります。
同時に食欲がなくなると下痢をしたり、逆に便秘になっている可能性があります。
お腹は張っていないかなどを一緒にチェックしましょう。
②元気がなく動きたがらない
普段活発に動く子が部屋の隅でじっとしている、動きがにぶい場合には病気が隠れている可能性があります。
老化によって、足腰の筋力が衰えることにより活動量が減ることはありますが極端に動かない、寝てばかりいるという時には病気を疑うようにしましょう。
③イライラしている、機嫌が悪い
足などを怪我や炎症から痛みがあり、普段と同じ動きをできないことからイライラしてしている可能性があります。
また、痛みからストレスを感じて普段より機嫌が悪く、ソワソワしたり落ち着きがないなどのサインを見せることがあります。
普段穏やかな子が威嚇してくる、体を触ると嫌がるなどの様子が見られた場合には、要注意です。
④脚を引きずる、歩行異常
病気などにより脱水症状や貧血がある場合には、ふらついてうまく歩けなくなることがあります。
また、脚を引きずっていたり、ぴょんぴょんしながら歩いている場合には、骨折や肉球が炎症して痛みが出ている可能性がまだあります。
放置しておくと、治りが遅くなり苦痛が長引くことになりますので歩行異常が見られた時にはなるべく安静にした状態ですぐに動物病院の診察を受けましょう。
⑤下痢や嘔吐など
下痢や嘔吐はわかりやすい病気のサインです。
下痢や嘔吐にはさまざまな原因がありますが、特に消化不良や胃腸の不調、腫瘍などが原因のことが多いです。
アレルギーなどにより、下痢や嘔吐を繰り返すこともあるため、症状が見られたら自己判断はせずに動物病院で診察を受けるがベストです。
特に、シニアや子犬は抵抗力が弱く体調が急変しやすいため、早めに対応しましょう。
⑥皮膚を痒がる、毛が抜ける
品種により異なりますが、多くの猫は全身を豊かな被毛に覆われています。
猫は皮膚トラブルを抱えやすい側面があり、身体を痒がる、毛が抜けるなどの症状がある時には、皮膚の病気のサインかもしれません。
普段からふれあいを通して猫ちゃんの皮膚の状態を確認するようにしましょう。
また、定期的なブラッシングなどのお手入れにより皮膚の血流をうながして皮膚の新陳代謝をうながしてあげましょう。
痒がる、毛が抜ける他にも傷がある、発疹ができているなどは皮膚疾患のサインになります。
皮膚疾患は状態によっては、治療が長引く可能性もあるため早めに対処することが大切です。
⑦極端に痩せる、太る
食べる量が変化していないのに、痩せたり太ったりする場合には、病気が隠れているケースがあります。
例として、甲状腺機能低下症や甲状腺機能亢進症などホルモンの異常が原因で体型が極端に変化するということがあります。
他にも腫瘍や糖尿病などにより体型が変化していくこともあるため、日常的にボディーチェックして体系の変化を気にするようにしましょう。
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