犬は怖かったり、寂しかったりする?留守番させる時の準備と注意点
怖かったり、寂しがったりするのでしょうか?
軽減させるためにどんな事に注意が必要?
愛犬が一人でお留守番する時の気持ちはどんなものなのか。
少しでも安全で快適に過ごさせてあげるためにどんな準備をして、どんな事に注意して上げたらいいのか、詳しくお伝えします。
一人でお留守番の犬の気持ち
毎日お留守番の子は慣れているのであまり心配はありません。
しかし、コロナの影響でリモートワークの飼い主さんが増え、今までお留守番が日常だったのに、飼い主さんが毎日一緒にいてくれる日々に変化した家庭もあると思います。
また、日頃から誰かがいつもいてくれることが当たり前の子が、飼い主さんの用事のために一人でお留守番の犬をしなくてはならないことがありますね。
お留守番をしている時の犬たちはどんな気持ちでいるのでしょうか?
「寂しいな~」
「つまらないな~」
「なんか眠い」
こんな気持ちでいます。
また、風の音や外の物音などに驚き
「怖い」
「飼い主さんはまだ?」
と不安な気持ちでいることもあります。
いつも言うように、犬は本来群れで生活する生き物です。
一人になることはほとんどないことを知ってください。
一人でお留守番の準備①疲れさせてから出かける
普段お留守番に慣れていない子は特にですが、出かける前に散歩や運動をさせて疲れさせましょう。
運動から帰ったら餌を与えます。
人間も同じですが、運動した後にお腹がいっぱいになると自然に眠くなります。
犬も同じです。
体を休ませるためにぐっすり眠ってしまいます。
一人でいる時間を短く感じさせてあげることができます。
一人でお留守番の準備②好きなおもちゃを出しておく
目が覚めた時に気が向くように、日頃遊んでいるおもちゃをいくつか出しておいて上げましょう。
また、知育玩具におやつを入れておくのもおススメです。
できれば日頃から一人遊びが出来るようにしておくと良いですよ。
逆にケガをしたり、いたずらしそうな物は片付けることを忘れないでください。
飼い主さんの匂いで落ち着く子もいるので、飼い主さんの普段着ている服などを置いてあげるのも有効です。
時々、飼い主さんのスリッパをくわえて自分のベッドに持ち込み、抱えるようにしながら眠っている子もいます。
飼い主さんの匂いが近くにあることで少し不安が和らぎ、安心するのですね。
一人でお留守番の準備③いつもと変わらない環境
日頃の環境とあまり変わらないようにして上げましょう。
例えば普段は電気をつけないのに、暗いと寂しいだろうと昼間から電気をつけたままにしたりします。
帰る時間が遅くなると心配なのはわかりますが、犬は夜間視力がしっかりしているので、暗くて問題はありません。
電気よりも室温に気を付けて上げて下さい。
寒かったり、暑かったりしないようにエアコンなどで設定しましょう。
また、水分は十分に用意しておいて上げることも大切です。
一人でお留守番の注意点①いきなり長い時間留守番させない
初めてのお留守番でいきなり長い時間させることはやめましょう。
ちょっと玄関から出て外回りのお掃除程度から始めて、飼い主さんが出て行っても必ず帰って来ることを教えます。
そして徐々に時間を長くしていくようにしましょう。
飼い主さんは必ず帰って来るとわかれば、それだで安心する材料になるのです。
しかし慣れてきたらといって、半日と1日など長すぎるのは注意が必要です。
訓練をされている犬で12時間が限度と言われます。
訓練されていない子は、分離不安症を引き起こすこともあります。
分離不安症になるとパニックを起こしたりします。
下痢や嘔吐、食欲不振など体調不良になったりすることがあります。
排泄の失敗や物を壊すなど、普段と違う行動をとるようなら要注意です。
どうしても長時間になる場合は、誰かに預かってもらうか、シッターやホテルに預けるようにしましょう。
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