猫の目ヤニがひどい時に考えられる原因は?目のケアのポイント
中でも愛猫の目から目ヤニがでていたり、痒がっていると心配になりますよね。
愛猫の目ヤニがひどいときに考えられる原因について紹介します。
猫の目ヤニはなぜでるの?
私たち人も朝起きたときに目ヤニがついていて、顔を洗って落とすことは日常的にありますよね?
目ヤニは粘膜に老廃物やゴミが混ざり発生するものですが、生理現象の一つであり、代謝がうまく働いている証拠です。
目ヤニの量がそこまで多くないのであれば、身体の当然の機能ですので心配はいりません。
起きている時は目のゴミや老廃物は涙と一緒に排出されますが、目を瞑り眠っているときはなかなか外に流れることがありますせん。
朝や就寝後に目ヤニがよく見られるのはそのためです。
少量であれば、ガーゼやコットンで優しく取り除いてあげましょう。
目ヤニの量が多くて目が開かない、痒みがある、充血がひどいなど他にもなんらかの症状が見られる場合には、目の疾患の可能性もあります。
目ヤニが多いときに考えられる原因を紹介します。
①感染症
猫の目ヤニが変化して酷くなる理由として1番多いのは、感染症です。
なんらかの原因で目が傷ついてしまい、そこから菌が入って炎症を起こすと感染症になり目ヤニが酷くなったり、充血、かゆみ、涙の増量などの症状があります。
猫の爪は鋭く、毛繕いや顔をかいたときに誤って目を傷つけてしまうこともあります。
さらには、多頭飼いのご家庭では他の猫と喧嘩して目に傷ができることもよくあります。
目は傷つきやすく、すぐに感染症を起こしやすい部位でもあるため愛猫の様子を観察しながら健康チェックしてあげましょう。
②ストレス
ストレスは万病の元でもあり、ストレスにより代謝が悪くなることで目ヤニがひどくなることもあります。
ストレスから体調不良になり、他の病気が原因で目ヤニがひどくなる可能性も考えられます。
ストレスの原因を早めに特定して、取り除いてあげることが必要です。
猫は神経質で環境の変化に敏感なところがあり、些細なことでもストレスを抱える生き物です。
愛猫と普段からコミュニケーションを密に取り、様子に変化がないかチェックしましょう。
普段から意識的に目の周りを見る習慣をつけておくと異常にも気付きやすく、動物病院などで早めに診察を受けることができますよ。
③アレルギー
アレルギーとはアレルゲンにより身体の免疫機能が過剰に反応したときにおこる症状です。
主な症状として、はげしい痒みや発疹、呼吸困難、涙の増加、目ヤニなどがあります。
目ヤニが増えるのもアレルギー症状の一つであり、他にも目をかゆがる、皮膚に発疹ができるなどの症状がある場合には動物病院で診察を受けましょう。
アレルギーは血液検査をすることで、どの物質に反応してアレルギーを起こしているのかわかります。
アレルギーは症状によっては命に関わる危険な症状です。
愛猫の生活からアレルゲンを取り除く必要があるため、早めに対処したいケースです。
アレルギーが原因で目ヤニが増加しているときには、目ヤニ以外にも症状が見られることが多いので、注意深くかんさつしてみましょう。
④目に傷がある
引っ掻いたり、他の猫と喧嘩したことにより目に傷ができると目ヤニが増えることがあります。
傷ができると角膜炎や結膜炎と言った目の疾患になりやすいため、早めに動物病院で診察を受けて目薬などで治療することが早く治すポイントになります。
目ふは粘膜部分が多いため、些細なことでも傷つきやすく特に若い猫は激しい動きも多いため遊んでいる間に目を傷つけてしまうこともあります。
普段かは目の周りをよく観察するようにして、角膜は綺麗か充血や白っぽくなっていないか健康チェックしましょう。
⑤老化
猫は9歳を過ぎるとシニア期と呼ばれ、老化のスピードも一気に高まります。
内臓や代謝機能も衰えてくるため、涙の分泌量が減り、結果的に目が乾燥気味になり目ヤニが出やすくなることがあります。
老化は全ての猫に起こることであり、個人差がありますが老化のスピードによっては7際前後から始まります。
できるだけ栄養バランスの取れた食事や適度な運動を心がけて愛猫が健康的に生活できるようにしましょう。
目ヤニが増えるようであれば、必要に応じて目薬を使用して目が乾かないようにしましょう。
目のケアはこまめにしてあげましょう。
優しく濡れたガーゼやコットンで目ヤニをふやかして取り除きましょう。
さらにはは、定期的にに動物病院にて目の状態をチェックしてもらうことも有効です。
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